転職と社団法人
友人が転職で社団法人に勤めることになった、と言いましたが、具体的に社団法人とは何かを知りませんでした。社団法人とは、一定の目的で構成された社員の団体で、法律により法人格が認められ、権利義務の主体となるものです。社団としては存在し、本当に社員が構成している団体であっても、法律で認められていなければ社団法人とは呼ばれずに、区別されます。社団法人で言う社員も、一般の会社員、従業員ではなく、出資者を指します。つまり転職した友人は出資者の、株主の1人となったわけです。現在では一般社団、財団法人法に基づいて一定の要件を満たしていれば、誰でも社団法人を立ち上げることができます。ただし、非営利目的でなければならず、一般の企業とは違いますので、彼の転職には大いに驚きました。
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